9月. 18.

アンオーでのピルエットについて

こんにちは。講師のIshiokaです。

 

次の舞台で私が踊る作品の中には、両腕をアンオーにして回るピルエットや、5番ポジションからのピルエットなど、いわば「変則的ピルエット」とでも呼ぶべき回転が何回か出てきます。

 

ピルエットは基本的には4番ポジションから、両腕をアンナバン(みぞおちの前に手が来る)にキープして回りますが、この1種類しかないわけではありません。

2番ポジションや5番ポジションからのピルエットもあるし、腕がアンナバン以外となることもあるのです。

 

 

特にアンオーでのターンは要注意!

両腕をアンオーにしてターンすると「腕が身体の引き上げを助けてくれる」ように思えますが…実際には肩が上がりやすくなり、アンオーが潰れやすくなります。

 

講師をしている私ですら、注意しないとこうなってしまいます。

自分の踊っている 動画を見ると、一目瞭然です。

 

 

この現象は、上体を引き上げるために腹筋ではなく肩を無意識のうちに使ってしまい、腕が緩んでしまうために起こります。

 

腹筋を全く使わずに、言い変えれば身体の軸が出来ていない状態で回転しているため、回転の失敗率は非常に高く、また見た目も潰れたような美しくないターンになってしまいます。

 

実際は、肩を下げて腕を伸ばし、腹筋を引き上げるようにした方が上手く回れます。

「おっ!今回は気持ちよく回れたな」

という時は、必ず肩は下がり、腹筋が引き上がって軸が取れたターンになっているはずです。

 

 

「バレエは体幹で踊るもの」。

長年バレエをやってきて、私が痛感していることが、この一言に凝縮されています。

私は講師をやっていますが、たとえ細々とでも現役で踊っているからこそ、気付かされることが多々あります。

 

そんな「気付き」を大切にしつつ、週末の舞台に向かいます。

 

そして「変則的ピルエット」に挑戦してみたい方は、Ishiokaが担当する火曜日・12:45~(渋谷スタジオ)入門Aクラスに参加されてみてはいかがでしょうか?

今月は左回りのピルエットをやっていますが、今後色々なピルエットを取り入れていく「かも知れない」ので、請うご期待!

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By ballesonance | Posted in バレエ上達ヒント | Both comments and trackbacks are currently closed.